損害に対する賠償は細かく決められています。
何でもかんでも賠償しないといけないというわけではありません。
事故に遭い怪我した時は、治療費、通院費、入院費用、休業補償(事故による入院で仕事に通うことができなくなったときの給料の変わり)、損害賠償です。
大きなけがをして後遺症が残ってしまったときは逸失利益、死亡してしまったときには葬儀費用も賠償しないといけません。
これらが主な損害金となります。
逸失利益は障害を負ってしまった、もしくは死亡してしまったことで将来的に入る予定だった収入に対する賠償です。
死亡した時と障害を負ったときでは計算方法が異なり、年収の多い人、若い人ほど額が大きくなってきます。
通院費用は通う回数によっては個人差が出てきます。
病院に何度も通って治療した人と、面倒だからと通う回数を減らした人では損害額が変わってきます。
少しでも多く通院して早めに直したほうが賠償してもらう額が増えるということです。